写真「海辺」

0からのクラシック音楽

最新更新日 2005年12月11日

演奏会でのマナー

■ まずはTPOを考えましょう

今回は、何かと気になるマナーのお話です。

マナーの基本はTPOに合った所作だと思われますが、それは、演奏会も例外ではありません。

演奏会でのみ有効な「特殊なマナー」は、そう多くはないでしょうし、それらは知らなくても、周囲の人に合わせていれば大丈夫なものです。

しかし、特殊ではない、最低限のマナーを守れない方も、稀にですが、存在します。

そこで、ここでは、最低限の(一般的な)マナーと、演奏会でのマナーに分けて考えたいと思います。

◆一般的なマナー 〜考え方〜〜携帯電話〜〜服装〜〜持ち物〜

◆演奏会でのマナー 〜客席で〜

まとめ

■ 一般的なマナー 〜考え方〜

基本的な考え方としては、「友人と食事に行く」事を思い浮かべると良いと思います。

食事先は、演奏会場演奏会の規模に置き換えて考えます。

普通の演奏会なら、ちょっとしたレストラン…という具合です。

そこでのマナーというものは大体、想像がつくのではないでしょうか。

あと、演奏会は、音を共有する場です。出来る限り演奏以外の音を出すのは避けましょう。

細かいマナーについては、以下の通りです。

■ 一般的なマナー 〜携帯電話〜

あまりにも常識的なマナーながら、意外に守られていません。

演奏中には、携帯電話の電源はOFFにしましょう。

たまに、マナーモードにされている方を見ますが、

演奏中に電話(メール)が来たのを知ってどうするのでしょうか?

メールだけなら…と思っているのかも知れませんが、携帯を開けば、後ろに座っている人には、が見えてしまいますし、言うまでも無く、バイブレーターの振動音も立派なノイズです。

自分自身が演奏会を楽しむ為にも、会場に入ったら電源OFFを習慣にしておくと良いと思います。

■ 一般的なマナー 〜服装〜

演奏会の規模によりますが、小奇麗な格好であれば、大丈夫でしょう。

豪奢なホールで、夜の公演ならば、イブニングドレス風なものもありでしょうが、普通の演奏会ではあまり見かけません。

逆に、小規模なもの(学内演奏会や、内輪の発表会など…)であれば、ジーンズなどのラフな格好も許容範囲に入ります。

ただし、その場合も、破れたような物は避けた方が良いです

お客さんの中には、出演者の知り合い(家族、友人、生徒…)も居ます。

最低限、その人たちが、不快に思わない程度には気を使うべきでしょう。

■ 一般的なマナー 〜持ち物〜

○なるべく少ないのが理想的です。

○出演者への花束・差し入れなども、幅を取るもの、音の出るような包装の物は、受付に預けましょう。

ビニール袋は、少し触っただけで「パリパリ」と音がでるので、多くの場合嫌われます。

○また、傘立ての無いホールは珍しいのですが、万一無い場合、傘の置き方には注意しましょう。下手に立てて演奏中に倒れると、とても肩身の狭い思いをする事になります。

■ 演奏会でのマナー 〜客席で〜

○咳や、クシャミなどの生理現象は仕方ありません。ですが、慢性的な場合は、一度、会場から出るなどの処置も必要でしょう。

○余程の事情が無い限り、演奏中に席を立つのは厳禁です。また、遅れて会場に着いた場合も、演奏中に客席へ入るのは遠慮しましょう。

タイミングとしては、係員に従うか、曲の間にそっと入りましょう。

録音、撮影は、基本的にNGです。(正規の依頼があった場合は別)

○拍手のタイミングが不明な場合は、無理をせず周りに合わせましょう。

○雰囲気によっては、掛け声も良いと思います。しかし、例え演奏者のファンであっても、無闇やたらに言うものではありません。

他のお客さんからは、滑稽に見える事もしばしばですし、ひいては、演奏者の評価を落とす事にもなりかねません。

○多数の出演者から成る演奏会の場合、お目当ての曲目が終わると席を立つ人がいますが、周りの人は気持ちの良いものではありません。

また、出演者としても、舞台に出た時に、ゾロゾロと帰って行かれる姿を見るのは心寂しいものです。

■ まとめ

以上、演奏会でのマナーを簡単に書き出しました。

基本的には、周りのお客さん・演奏者に失礼の無いように、気を付けていれば大丈夫だと思います。

あくまで、マナーと言うものは、皆が演奏会を楽しむ為にあるのですから、堅苦しく考えず、さらりと実行出来るのがスマートではないでしょうか。

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