最新更新日 2005年 8月 3日
スペインのコロラトゥーラ・ソプラノ。マリア・バリエントスのオペラアリア集です。
録音が1916−1920にかけてなので、丁度、蓄音機が隆盛期を迎えた時期のもの。その為か、レコード特有のノイズはあるものの、音質は良好です。
また、この時期はオペラが全盛を誇っていた時代でもあります。
さて、肝心の中身ですが、とにかく、彼女の声のコントロール(特に高音域において)は、各音の粒の揃い方、高音を保持した時の安定性など、どれを取っても絶品です。
当時、ルイーザ・テトラツィーニを差し置いて、紙上で「第二のアデリアーナ・パッティ」と呼ばれた彼女。
音楽性に関しても、時代を感じさせる「歌手主体の音楽作り」が聞き取れるものの、不愉快には感じさせません。
また、幾つかの曲で重唱を演じている Riccardo Stracciari 「リッカルド・ストラッチャリ?」(バリトン)も好演しています。
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