写真「雲と空」

0からのクラシック音楽

最新更新日 2005年 8月22日

「カインド・オブ・ブルー」:マイルス・デイビス

■ CD情報

■ Jazzの定番。名盤。

ジャズ好きなら、知らない人は居ないくらいの名盤。リーダーのマイルス・デイビスの他、ジョン・コルトレーンビル・エヴァンスなど、天才と謳われた豪華メンバーによる一枚。

マイルス・デイビスが「モード手法」を完成させた事でも有名。

モードとは旋法と一般に訳され、元は中世以前に成立した教会旋法から来ている。

現代一般に使われる、ドレミファソラシドという音階があるが、それを「アイオニアン・モード」。レミファソラシドレの音階を「ドリアン・モード」

同様に、ミから始まる音階、ファから始まる音階。といった具合に、7つの(ド〜シの各音から始まる)モードがあり、それをジャズに応用したもの。

それ以前のジャズは、ソロ・フレージングをコード進行によって縛られていたのに対し、モード手法を導入する事で、より自由なフレージングを可能にした。

勉強家であり、完全主義者でもあったマイルスは、クラシックの作曲家たちのアイディアにも興味があったらしく、自伝の中で、

ラヴェルの「左手とオーケストラのための協奏曲」と、ラフマニノフの「協奏曲第4番」にも興味を持って研究していたから、それらの要素も、この「カインド・オブ・ブルー」のどこかには入っているはず』

と言っている。

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